巨人の新助っ人レスリー・アンダーソン外野手(31=前レイズ3A)が早くもピンチを迎えている。2―10と完敗した22日のDeNA戦(沖縄セルラー那覇)では18日の練習試合・中日戦に続いて拙守を連発。打撃でも快音が聞かれない状況に首脳陣は頭を抱えており、チーム内からは生き残りをかけた大胆なプランも浮上しているが前途は真っ暗だ。
ボロボロの試合だった。先発のエース・内海は2回に打者一巡の猛攻を許して8失点と大炎上。ひどかったのはエースだけではない。二遊間の片岡と坂本も失策で足を引っ張ったが、それ以上にベンチを真っ青にさせたのはアンダーソンの守備だ。
2回、まずは無死満塁で石川の浅い左前打でバックホームしたが、球はフワリと浮き、三塁ベンチ方向へ大きくそれた。さらに4回無死一塁となって後藤の打球はライナーで左前へ。捕球動作でもたつく間に一塁走者の梶谷に三塁まで進まれ、その後の失点につながった。守乱が浮き彫りとなったアンダーソンは試合後、スタッフとともに緊急ミーティングへ参加。プレー映像を見ながら原因究明を行った。
「練習して対応していきたい」とはアンダーソンの反省の弁。しかし大西コーチは「このままじゃアカンね。大事に取りに行き過ぎていて、球へのチャージが甘い」と表情を曇らせた。
下手なら練習するしかないが、すでに選手の間からは「外野は厳しい」との声がチラホラ。打撃も実戦4試合で13打数2安打と苦しんでおり「このままだと、夏前には日本にいないかも」と口にする関係者もいる。
そこで浮上してきたのが一塁転向プラン。米国時代の一塁経験に目をつけたスタッフは「一度テストしてみては」と真顔で話す。ただ、一塁には昨季実績を残したロペスがいるうえ、2年目の坂口も成長著しい。たとえアンダーソンが奮起しても、レギュラーの座に手が届くかは微妙だ。
原監督は「修正していけばいい」と責めなかったが、ポリシーは完全実力至上主義。残りの準備期間に大変身しなければ早めに見切られるかもしれない。












