F1レッドブルでチームアドバイザーを務めているヘルムート・マルコ博士が、角田裕毅(25)と姉妹チーム・レーシングブルズのリアム・ローソン(23=ニュージーランド)の交代を否定した。

 シーズン途中にレーシングブルズからレッドブルに昇格した角田はここまで7ポイント(計10ポイント)を獲得。その一方で降格となったローソンは12ポイントを稼ぎ出している。特に角田はオーストリア・グランプリ(GP)で散々な結果だった。専門メディア「PLANETF1」は「この日本人ドライバーは過去5レースで1度もQ3に進出しておらず、グランプリの成績は予選で台無しとなった」と伝えていた。

 そこで再びローソンをレッドブルに昇格させ、角田をレーシングブルズに降格させるプランも考えられているが、マルコ博士はシーズン序盤のラインアップに戻す可能性を否定したという。「ドライバー交代は意味をなさない」とし、もともと交代させたことには「ローソンは完全に疲れ果てていた。彼もマックス(フェルスタッペン)の隣には立っていられなかっただろう」と説明した。

 マルコ博士はシーズン途中に再びドライバー交代する可能性も否定しているが、角田は今季で契約満了。現時点の成績では契約更新することはあり得ない。同メディアは角田について「すでにアイザック・ハジャール(フランス)が2026年のレッドブルシートに就くとされており、F1での将来は不透明だ」と伝えていた。