日本代表の森保一監督が16日、都内の日本記者クラブで行われた会見で、MF久保建英(24=レアル・ソシエダード)のスーパースター化を期待した。

 人気低下も指摘される日本代表にあって、北中米W杯に向けてはスター誕生も課題の一つ。会見で指揮官は、野球界の大谷翔平のようなスター選手育成論について質問を受け「スターの存在はとても大切。大谷さんのような世界のホームラン王になれる、MVPを取れるような選手が出てほしい。そういう選手がサッカーの舞台では、将来的にバロンドールを取れるように願っている」と答えた。 その上で「最初からまだ実力もない中から、スター選手としてつくり上げることは本人のプレッシャーにもなると思うし、全体的な競技力を上げてこそのスーパースター」とスター誕生が簡単ではないことも強調した。

 ただ、6月の代表活動で10番を背負い、6―0で勝利した北中米W杯アジア最終予選インドネシア戦でキャプテンマークを巻いて1ゴール、2アシストをマークした久保は、その可能性を秘めた選手。森保監督は「メッシではなく、キャプテン翼になってほしい。世界のトップを取れるような選手に、さらに成長していってほしいなと期待している」と、その日を心待ちにしていた。