5月31日に95歳の誕生日を迎えたオスカー監督のクリント・イーストウッドが新作の準備中であることを明かした。

 誕生日を前にイーストウッドは先週、オーストリア紙クーリエとのインタビューで、現在も体調は良好だとし、その点については「まだ当分の間」心配することはないと強調した。

 イーストウッド監督の最新作である法廷ドラマ「陪審員2番」は英俳優ニコラス・ホルトが主演し、2024年に米国で公開された。次作についてイーストウッドは、製作準備段階だとした。

 俳優としては代名詞となった「ダーティハリー」シリーズや、「荒野の用心棒」を含むドル箱三部作で大成功を収めたイーストウッドは、「許されざる者」と「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー賞監督賞を受賞するなど、多くの作品でメガホンをとってきた。

 映画業界の現状について問われたイーストウッドは、「脚本家たちがスタジオ敷地内の小さなバンガローで『カサブランカ』のような映画を作っていた古き良き時代が懐かしい。誰もが新しいアイデアを持っていた時代だ」と語った。

 続けて、「今やリメイクやフランチャイズの時代。私はシリーズものを3回撮ったが、もうそれには興味はない。自分の哲学は、何か新しいことを始めるか、家にいるかということ」だとし、自身は前者で、常に新作を作り続けていることを示唆。「完全にボケるまで、働き続けるつもり」と付け加えた。