満場一致だ。大相撲夏場所千秋楽の25日、日本相撲協会の審判部は大関大の里(24=二所ノ関)を横綱に昇進させる方針を決定。八角理事長(元横綱北勝海)に大の里の横綱昇進を諮る臨時理事会の招集を要請し、受諾された。26日の横綱審議委員会、28日の番付編成会議と臨時理事会を経て、正式に横綱に昇進する。

 審判部はこの日の昼の話し合いで、大の里の横綱昇進の方針を満場一致で決めた。高田川審判部長(元関脇安芸乃島)は表彰式後に取材に応じ「言うことないと思います。今日(千秋楽)は結果的に負けましたが、来場所が楽しみ。異論はなし? そうです。満場一致で」と説明。

 その上で「どんどん前に出る強い大の里を見せてもらえれば。強かったのひと言。前に出て圧倒的な力でねじ伏せる横綱になってくれるのでは」と期待を寄せた。

 豊昇龍(26=立浪)が横綱昇進を決めた初場所では、審判部内で意見がまとまらず。綱取りの可否の判断を一任された高田川部長が本割、決定戦の結果を踏まえて決定した。今回は異論は出ず、すっきりとした形で決着した。