親方衆も高評価だ。大相撲夏場所9日目(19日、東京・両国国技館)、綱取りに挑む大関大の里(24=二所ノ関)が難なく送り出して初日から無傷の9連勝。賜杯レースで単独トップを守った取組後は「良かったです。目の前の一番に集中して取りました。明日も、しっかりやるべきことをやっていきたい」と気持ちを引き締めた。
この日の午前、元大関貴景勝の湊川親方が国技館で開かれたトークイベントに出席。優勝4回を誇る親方は「優勝予想を言うと、他の力士にも失礼。あまり予想はしたくない」と前置きした上で「(中日までの)総評という意味では、やはり中日までの相撲を見ていると、大関大の里関が安定しているなと」と迷わず和製大関の名前を挙げた。
その上で「まず立ち合いの当たりが先場所よりも重いですし、体もひと回り大きくなってますし。当たりと馬力が強いのに、右四つも強くて。左が使えないことが弱点だったんですけど、ここ半年ぐらいで左のおっつけですね。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)の教えなのか、左も使えるようになって。安定感という意味では、中日までは素晴らしい」と大の里を絶賛した。
幕内後半の審判長を務めた粂川親方(元小結琴稲妻)も「落ち着いている。余裕があったし、相手をよく見ていた。誰が倒すのかな?という感じ」と強さに脱帽。中盤にして、早くも和製横綱誕生のムードが高まっている。












