まさかの〝落とし穴〟だ。大相撲夏場所4日目(14日、東京・両国国技館)、大関経験者の幕下朝乃山(31=高砂)が幕下東誠竜(25=玉ノ井)に寄り倒されて黒星。取組後は「相手の攻めの方が速かった。負けは負け。次の相撲に向けてやるしかない」と唇をかんだ。
昨年7月の名古屋場所で左ヒザを負傷し、手術を受けた。春場所は三段目から復帰して全勝優勝。今場所は西幕下14枚目まで番付を上げ、全勝Vなら次の場所で十両復帰の可能性もあった。初日は白星発進したものの、2番相撲で無念の黒星。土俵復帰後、最短で関取に返り咲く望みを絶たれた。
普段は取組直後に取材に応じていたが、この日は支度部屋に直行。その後に気持ちを落ち着かせて対応した元大関は「(最短で十両に復帰する)可能性がなくなったので、白星を積み重ねていくしかない。(残りを)1番でも落とさないように。6番勝って、来場所に向けて1枚でも2枚でも番付を上げたい」と必死に気持ちを切り替えた。












