卓球女子シングルスで世界ランキング9位の伊藤美誠(スターツ)は〝準備力〟で状態を上げている。

 世界選手権個人戦(17日開幕、カタール・ドーハ)に挑む代表選手が7日に都内で練習を公開。先月のW杯(中国・マカオ)では2020年大会以来の銅メダルを獲得するなど、世界の舞台で存在感を発揮している伊藤は「まだシングルスでメダルを取ったことがないので、シングルスでメダルを取りたい。自分の手でつかみ取りたいという気持ち」と意気込みを語った。

 長きにわたって日の丸を背負ってプレーしているが「昔は準備というのを知らなくて、練習が準備というか、練習をバーッとやって試合入るだけみたいな感じだった」。

 年齢、経験を重ねる中で「どうしても考え事が増えたりとかすることがあった。それで準備段階が大事だなと思うようになって、試合前にどうやったらストレスを溜めないか、どういうふうに入ったら試合が良くなるかを考えるようになった」とメンタル面に変化が生じたという。

 今大会を迎えるにあたり「卓球に関しては自然とできるけど、準備段階で向こうで必要なものだったり、食料だったりとか、現地で自然と過ごせるような準備をしていきたいし、なるべく忘れ物をしないとか、そういうのをしっかりしたい」と身支度にも全力投球の構え。万全な状態で悲願達成を目指す。