世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)とWBA世界フェザー級王者ニック・ボール(英国)の対戦が12月に計画されている中、元世界王者が〝世紀の番狂わせ〟を予想した。
米国の権威ある専門誌「ザ・リング」(リング誌)は「フランプトン ボールが井上に対して〝英国史上最大の勝利〟を収めると確信」と題する記事を掲載。元WBA&IBF世界スーパーバンタム級王者で、のちにフェザー級でも世界王者となったカール・フランプトン氏(英国)の見解を報じた。同氏はリング誌が選定する2016年の「ファイター・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)」を受賞。井上も2023年の同賞に輝いている。
記事の中で、フランプトン氏は「ブックメーカーは、彼(ボール)を支持しないかもしれないが、私の中でその試合はボールが勝利候補になるだろう」「イノウエのようにライトフライ級から始めると、どこまで上がれるかには限界があると思う。フェザー級がイノウエの限界かもしれない。もしかしたらスーパーフェザー級かもしれないが、それ以上は上がれないと思う。ボールの粘り強さ、強さ、パンチ力、そして回復力は、イノウエにとって大きな脅威になるだろう」と語った。
さらにフランプトン氏は「もしボールがイノウエを倒せば、ロイド・ハニガンがドン・カリーを倒したのと同じことになる。いや、それ以上かもしれない」と指摘する。ロイド・ハニガン(英国)は1986年、WBA&WBC&IBF世界ウエルター級王者ドナルド・カリー(米国)をTKOで撃破。世界初挑戦で、当時の〝世界最強〟と目された相手を倒した一戦は「英国ボクシング史上最大の番狂わせ」とも言われている。
フランプトン氏は「イノウエはザ・モンスターであり、大半の人がパウンド・フォー・パウンド(PFP)のトップ3に入れるだろうから、ボールにとってはとんでもない勝利になる」と力説したが…。果たして、どうなるか。












