F1レッドブルが今季第4戦のバーレーン・グランプリ(GP=決勝13日、日本時間14日)で、角田裕毅(24)の好みに合った〝スペシャル仕様〟のマシンを投入する方針を固めた。

 角田は前戦の日本GPから強豪レッドブルに緊急昇格。しかしマシンに順応する時間が限られていたことも影響し、予選はQ2敗退の15番手に沈み、決勝も12位に終わった。

 レッドブルではこれまで大エースのマックス・フェルスタッペンの好みに〝全振り〟してマシンを製作してきたが、第2ドライバーの重要性を改めて認識。実力を高く評価している角田を全面サポートするため、バーレーンGPから角田仕様に大幅改造したセットアップでマシンを準備する。

 オランダのモータースポーツ専門メディア「レーシングニュース365」は「(クリスチャン)ホーナーが角田を助けるために、レッドブルの重要な変更を約束」と題してレッドブルの新方針を伝えた。

 チームの方向性を決定するホーナー代表は、英スポーツ専門放送局「スカイ」で角田について言及。「われわれは異なるセットアップを用意する必要がある」と語った。

 そして、詳細についてこう続けた。「マックスが車からラップタイムを引き出す能力は独自のもので、マックスのようにそれをできるドライバーは他に見たことがない。したがって、より落ち着いて予測可能な感覚を与えるために、パートナードライバーにはより穏やかな車を与える必要がある。必ずしも最速の車ではないが、2台目の車に乗るドライバーにとっては、間違いなくより自信を与えてくれる車だ」。角田の要望に合わせた〝スペシャル仕様〟のマシンを投入するべく、バーレーンGPに向けて調整しているようだ。

 日本GPでは悔しい結果に終わった角田だが、逆襲が楽しみになってきた。