ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「アンジュルム」が5日、松戸森のホール21 大ホール(千葉県)でコンサートツアー「アンジュルム 10th Anniversary tour 2025 春『桜梅桃李』」の初日を迎えた。

 2015年にアンジュルムに加入し、2023年からリーダーを務めている上國料萌衣は今回のツアーをもって卒業することを発表しており、今回が現体制では最後のツアーとなる。また、ツアータイトルの「桜梅桃李(おうばいとうり)」は花ごとに違ったよさがあり、他人と比較するのではなく自分自身のよさを磨いていく、という意味を持つ。

 MCでは、上國料が「やっぱり初日はすごいね! 一曲一曲の反応がめちゃくちゃすごくて鳥肌が立った!」と興奮気味に話すと「今まで『みんなでこの目標に向かって頑張りたい』と思うことはあったけど、自分自身の目標は考えたことがなかった。でも卒業したメンバーが『アンジュルムでライブをもう一回やりたい』と言っていて、卒業したらこんなに心を燃やすライブはできなくなるんだと思った。なので、このツアーでは最後まで一公演一公演、みなさん一人ひとりにエネルギーや歌を届けていきたいです」と意気込み、輝くパフォーマンスを見せた。

 ライブでは5月21日にリリースするニューシングル「アンドロイドは夢を見るか?/光のうた」から新曲「光のうた」を初披露した。シングル参加が最後となる上國料の歌い出しからスタートし、パワフルなボーカルの掛け合いやコーラスの重なりが印象的なゴスペル調の楽曲で、アンジュルムがこれまでも歌ってきた愛を新たな形で表現し、披露後には客席にも優しく温かな空気が広がった。

 初日昼公演の終了後、上國料が今回のツアーの見どころを語ってくれた。

「今回はいろんなことに挑戦しているライブになっていて、『桜梅桃李』というタイトルの通り、メンバーそれぞれのよさに気づけるんじゃないかなと思うので、ぜひ遊びに来ていただけると嬉しいです。そして新曲の披露もしています。その新曲もアンジュルムのよさを感じるような、愛や希望など、私たちアンジュルムが日頃みなさんに届けようとしているものをぎゅっと詰め込んだような歌詞になっているので、ぜひ新曲も聞いていただきたいです」 

 今回のツアーは上國料の出身地・熊本を含めた全10都市25公演を開催。5月31日には香港、6月1日には台湾での単独コンサートも決まっている。またこの日の夜公演では、上國料の卒業公演が6月18日に神奈川県・横浜アリーナで開催されることが発表された。