【東スポ音楽館】演歌歌手・大月みやこが3月にシングル「恋の終止符(ピリオド)」をリリースした。昨年はデビュー60周年の節目の年を迎えたが、また“新たな大月みやこ”の扉が開いたような作品だ。

 ――新曲はどんな作品ですか

 大月「愛しい人との別れを描いています。あなたにはあなたの行く道があるから、私はここでお別れしますという切なくて、忘れられない思いです。曲の雰囲気から外国映画で、駅のホームで切ない別れをするというワンシーンを見ているような感じの作品です」

 ――曲をもらった時の印象は

 大月「これまでのイメージとは違うと思うんですが、雰囲気を変えた曲に挑戦できるのはうれしいです。もちろん、みなさんの中には『白い海峡』(1992年)だったり、『女の港』(83年)『女の駅』(87年)のような“女シリーズ”だったりと、“大月みやこの王道”というのがあると思いますし、そういうイメージは大切なんです。でも、まだ何かあるだろう、まだまだ新しい引き出しがあるんじゃないかと思ってもらえる一曲になるかなという印象でした。こういう曲を歌う大月もいいよねって思ってもらえればなと思っています」

 ――レコーディングはいかがでした

 大月「声に乗せて、聞いてくださる人にはっきり言葉を届けるというのを気を付けましたね。顔にも表情があるように、声とか音にも表情があると思っているんです。“哀しい”という言葉一つとっても、どんな哀しさなのか、親との別れもあれば、男女の別れもあるように、いろいろな“哀しい”があると思うんです。この『恋の終止符』は男女の別れですが、お互いちょっと相手に心が引かれている。何か言い残しておきたい、そんな心情を伝えられるようにしました」

 ――4月にも都内で予定があるそうですが、キャンペーンも精力的に行っている

 大月「お客さんに直接、歌を届けて感じてもらえるというのはうれしいですね。テレビの収録でも歌っていますが、これまでとは雰囲気が違う楽曲なので、なかなかやるなって思ってもらえている気がします」

 ――ファンの方にメッセージをお願いします

 大月「60年やってきましたけど、まだ大月には何かあるんじゃないか、という期待を持ってもらいたいですね。この『恋の終止符』でも、こういう大月の世界があったんだって思ってもらえるとうれしいです」