女優の武井咲(30)が来年1月3日放送のテレビ朝日系「松本清張 二夜連続ドラマプレミアム 第一夜『顔』」(午後9時)で後藤久美子(49)とダブル主演する。演じるのは、美しいルックスと歌声を持ちながらも、殺人を犯したため覆面で活動するアーティストの井野聖良(いの・せいら)だ。約3年ぶりとなるドラマ出演の心境や家事と育児、そして夫で「EXILE」TAKAHIRO(39)とのエピソードを明かした。
――今回のオファーを受けて
武井 久しぶりのドラマにうれしさと不安の両方がありました。ただ、後藤さんと共演させていただけることや、松本清張の「顔」が新しく現代版に生まれ変わっていておもしろく、とても楽しみになりました。
――井野聖良という役について
武井 聖良は音楽が好きな、ごく普通の女の子。あることから殺人犯になってしまいますが、本当はそんなことをするような人間じゃない。聖良の葛藤する気持ちには同情しましたし、撮影中は複雑で苦しい時間でした。
――どのような役作りを
武井 ストーリーの中にはSNSやコロナ禍など現代のワードが多く出てきます。SNSは人を変えてしまう怖さがあるので実際に使ってみたり、8歳下の妹にリサーチしました。あまりドラマを見ない世代の方にも、見るきっかけになったらいいなと思いながら、役のキャラクターをイメージしました。
――演技するのは3年ぶり
武井(撮影)初日を迎えるまではソワソワする毎日でしたね。
――後藤さんとは武井さんが17歳の時にCMで共演した
武井 海外で撮影したんですよ。あれから10年以上もたってますが、後藤さんは覚えていてくださり、とにかくうれしかったです。
――現場ではどのような会話を
武井 プライベートな子育てのお話をたくさんしてくださいました。「お母さんが仕事する姿を子供たちに見せるのはとても良いことだよ」と。子供たちを預けて仕事する中で、気持ちのやり場を見つけられたし、心強く思いました。
――育児と家事、そして女優のやりくりは大変
武井 家族の協力がないと不可能ですよね…。私の両親も近くにいるので、本当に助けられています。子供たちの応援も励みになっています。
――今回、「ミュージックステーション」のチームの協力の下、武井さんの本格歌唱シーンもある
武井 実は当初、私以外の方が歌う予定でした。ただ、聖良にとって「歌」は気持ちを伝える一番の、そして唯一の手段。だとすれば、やはり聖良の心情になって歌い、届けることがすごく大切だと思い、「自分が歌いたい」と申し出ました。正直なところ歌は得意ではないですし、うまくはないのですが、「うまい下手よりも私がやらなくては」という責任を感じたんです。
――2011年にシングル「恋スルキモチ」をリリースしているが
武井 あの時は気付けなかった発見があって楽しさも感じられたけど、同時に難しさも痛感しました…アーティストの方はやはりすごい! ステージのセットで歌うシーンは緊張してしまって声が出ませんでした(笑い)。
――TAKAHIROさんからのアドバイスは
武井 主人には歌はもちろん、ギターの練習も教えてもらいました。レコーディングも主人にディレクションしてもらったんですが、物語も理解した上で曲決めや歌い方も相談できたので、安心して歌うことができました。
――今年の武井さんの10大ニュースで1位は
武井 今回、このドラマで歌ったことです(笑い)。正直歌うことはもうないだろうと思っていたので一番自分が悩みましたし、仕上がるまで本当に隠れたいほど自信がなかったです。でも、素晴らしいスタッフの方々にサポートしていただいて、聖良を通して歌うことに挑戦できたことは自分にとっても良いきっかけになりました。
――24年をどんな年にしたい
武井 まだ出合ったことのない役や良い作品に携わることができたらうれしいです。
☆たけい・えみ 1993年12月25日生まれ。愛知県出身。2006年に「第11回全日本国民的美少女コンテスト」モデル部門賞、マルチメディア賞を受賞。モデルとして活躍するほか、女優としては映画「るろうに剣心」(12、14、21年)シリーズやテレビ朝日系ドラマ「黒革の手帖」(17、21年)など出演作多数。17年9月にEXILEのTAKAHIROと結婚。翌年3月に長女、22年3月に次女の出産をそれぞれ報告した。















