格闘技イベント「ONE172」(23日、さいたまスーパーアリーナ)で、〝破壊神〟ことロッタン・ジットムアンノン(27=タイ)に1ラウンド(R)1分20秒でまさかのKO負けを喫した元K―1世界3階級制覇王者の武尊(33)が思いを語った。
闘志みなぎる様子で試合に臨んだ武尊は、開始早々ロッタンと接近戦に臨みローキックを打ち合う。しかし連打に下がらされ、ロープを背負うと左フックをアゴに被弾。これで崩れ落ちるとカウント10を待たずにレフェリーに試合を止められわずか80秒でKO負けとなった。
その後、インタビュールームに姿を見せた武尊は、落ち着いた様子で「こうやってONEの大きい大会を日本でできたことが本当にありがたいことだし、普段、ONEでは見られないような選手たちが集まってくれて、一緒に世界と戦ってうれしかったし、大会関係者だったり選手たちに本当に感謝したいなと思っています」と感謝を口にする。
カウント10を待たずにKOを告げられたのが早かったのではと見る声もあるが、これに「もちろんダメージの回復を待ってはいたんですけど」と悔しそうに話す。それでも「立ってもどうなったか分からなかったなっていうのはあるし、そこについてはなんの文句もないし自分が弱かっただけだと思ってるので。メインでこういう形で終わってしまって本当に申し訳ない気持ちです」と裁定を受け入れた。
また、今後について問われると「追い込みからこの試合までの期間、全く次のことを考えずに壊れてもいいつもりでやってきて、試合こういう結果になって。悔しさはもちろんあるし、やり切ったかって言われたらまだ分からないです。だけどとりあえず今は次のことは考えていないんで、冷静になってしっかり考えて、また正式に発表したいなと思います」と話すにとどめる。ロッタンへのリベンジの思いを問われると「どうせ倒されるなら思い切り打ち合いたかったし、殴り合いたかったのが率直な気持ちですけど、終わったことなので受け入れるしかないかと思います。もちろんリベンジしたいですけど、今はこの先のことは考えていないです」とした。
カリスマは再起を選ぶことができるか…。












