大相撲春場所千秋楽(23日、大阪府立体育会館)、大関大の里(24=二所ノ関)は結びで大関琴桜(27=佐渡ヶ嶽)を寄り切って12勝目(3敗)。優勝決定戦では幕内高安(35=田子ノ浦)を送り出して3場所ぶり3度目の優勝を果たした。大関では初優勝となり、5月の夏場所では初の綱取りに挑戦する。
日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「(優勝は)立派ですよ。(横綱に)早く上がってほしい」と期待。高田川審判部長(元関脇安芸乃島)は「結びの一番も、決定戦もいい相撲。優勝というのは大きい」と高く評価する一方で、綱取りについては「来場所を見て。今、どうこうはない」と話すにとどめた。
新横綱の豊昇龍(25=立浪)は昨年九州場所で優勝次点(13勝2敗)、今年初場所は優勝(12勝3敗)で横綱に昇進。ただ、初場所で平幕に3敗していることや3場所前が8勝どまりだったことなどから、審判部内では綱取りに慎重な意見もあった。最終的には高田川部長が「審判部長の責任で判断しました」と、ゴーサインを出した経緯がある。
この前例に当てはめれば、大の里は5月の夏場所でV逸でも成績次第で横綱昇進の可能性もあるが…。果たしてどうなるか。












