F1今季第2戦の中国グランプリ(GP、23日決勝)が開幕し、レーシングブルズの角田裕毅(24)がスプリント予選(SQ)で8番手と躍進した。
一方で、親チーム・レッドブルの昇格を争ったリアム・ローソンはまさかの20番手で最下位スタートとなる大失態。いよいよ〝ローソン降ろし〟の機運が高まってきた。
オフにレッドブルでセルジオ・ペレスが解雇された際に、実績、実力ともに十分の角田ではなく、クリスチャン・ホーナー代表の〝お気に入り〟とされるローソンが昇格して大きな波紋を呼んだ。
迎えた開幕戦のオーストラリアGPでは角田が予選5番手など強烈なインパクトを残したが、ローソンは予選、決勝でミスを繰り返してリタイアと最悪の結果に。批判が高まる中で臨んだ中国GPのSQで、またまたやってしまった。
コースアウトするなどまたもやミスが響いて、SQ1敗退の上に最下位の20番手に撃沈。同僚のマックス・フェルスタッペンは2番手を確保しており、強豪レッドブルでは決して許されない結果となった。
一方、角田は性能で差があるレーシングブルズのマシンで、またもや8番手と躍進。ローソンとの実力差を改めてアピールした。
中国GPでの序盤の結果を受けて、レッドブルのドライバー交代論が沸騰している。
英スポーツ専門放送局「スカイ」で、ローソンの失態が話題に。有名評論家マーティン・ブランドル氏は「経験不足が要因だ」とバッサリ斬り捨てた。元F1ドライバーのカルン・チャンドック氏はさらに手厳しい。
「自信に満ちて、頂点に全力で挑めるドライバーとは言えない。彼はためらいがちで、緊張していて、その車を運転することに自信がないんだ」と強豪レッドブルにふさわしくないと糾弾した。
米メディア「ザ・ジャッジ13」は「先週と今週の角田裕毅の活躍により、マックスのパートナーとしてこの日本人ドライバーとローソンのどちらを選ぶかが新たに注目される」と指摘。F1界で「レッドブルは間違いを認めて、ユウキをマックスのチームメイトにすればいい」との意見も出ていることを伝えた。
メキシコメディア「TVアステカ・ゲレロ」でも「ローソンは苦しいデビューの後、プレッシャーに直面している。角田裕毅が彼の代わりを務める可能性があるか」と報道。海外ファンからもSNS上で「今週末の中国F1レースで角田がローソンを上回れば、レッドブルで彼と交代することになる」と角田の緊急昇格を求める意見が続出している。
開幕直後から角田の走りが去就問題に直結し、世界から脚光を浴びている。










