格闘技イベント「ONE 172」(23日、さいたまスーパーアリーナ)の会見が17日に行われ、ロッタン・ジットムアンノン(27=タイ)と対戦する元K―1世界3階級制覇王者の武尊(33)が意気込みを語った。

 会見冒頭、約1年ぶりの日本大会にチャトリ・シットヨートンCEOは「日本に戻れてうれしい。ONE172のテーマは〝日本 vs 世界〟です。日本のこれほどの選手が集まり世界と戦うイベントはかつてありませんでした」と胸を張る。その上でメインの武尊VSロッタンを「かつて(2018年6月に)ロッタンと那須川天心が戦って、多くの業界関係者は〝ロッタンが勝った〟と公言していました。その後『天心 vs 武尊』があった。そして今回、武尊が勝ったら三角関係はもっと面白くなります」と位置付けた。さらに「この試合は必ずKOで終わると予言します。キック史上最大の戦いです」と断言した。

 この後マイクを持った武尊は「デビューからずっとK―1で戦って3階級取って、格闘家の人生最後の挑戦をしたいなと思った舞台がONEだったので」と改めてONEでの戦いへの思いを表明だ。そして「ONEはロッタン選手がずっと王者で盛り上げていて、その王者を倒したら世界一の称号を取れると思うので、最後の舞台をONEチャンピオンシップに選びました」と覚悟を語った。

 対するロッタンは「人生において武尊選手と試合できるのは光栄でうれしいことです」とほほ笑む。続けて「タイ人代表として、ONEチャンピオンシップを代表して、素晴らしい試合を届けられると思います」と力を込めた。

 また、タワンチャイ・PK・センチャイ(タイ)と暫定フェザー級キックボクシング世界王座戦を行う野杁正明は「早く試合したい気持ちでいっぱいです。日本は寒くていろいろ大変なんですけど無事来日してくれて感謝しています」と不敵な笑みだ。相手について「ムエタイでめちゃくちゃ強いのは分かっているんですけど、キックボクシングルールでも強いのはご存じだと思うんで」としつつタワンチャイに視線を送る。それでも「そういう舞台を望んでONEに来たので、待ち望んだような試合ができるのでワクワクしていますね」と自信をみなぎらせた。