ヘンリー王子の米国ビザ申請書類問題で、ワシントンDCの裁判官は米国政府に対し、18日までにビザ申請書類の大部分を公開するよう命じた。英紙デーリー・メールが15日、報じた。

 カール・ニコルズ裁判官は、ヘンリー王子が移民申請書で薬物使用について虚偽の申告をしたかどうかを明確に示すことになる書類を公開する期限を18日までと設定した。また、国土安全保障省(DHS)が提案した削除を承認し、それが「適切」であると述べた。

 どのような資料が公開されるかは不明だが、ヘンリー王子が薬物使用者であるかとの質問に対して「いいえ」と答えたかどうかを示す書類が含まれる可能性がある。

 書類は4項目に別れている。DHSの弁護士らは以前、3つの項目は編集を加えて公開されるが、4つ目の項目は非公開のままにしなければならないと述べていた。

 米保守系シンクタンク「ヘリテージ財団」は昨年、米国への移民を監督するDHSがヘンリー王子の書類に関する情報公開請求を拒否したとして、同省を訴えた。

 同財団は、ヘンリー王子が薬物使用者であったかどうかを尋ねる欄の書類に嘘を書いた可能性があると主張している。

 ヘンリー王子は2023年に出版した回顧録「スペア」とネットフリックスのテレビシリーズの両方で、大麻、コカイン、マジックマッシュルームの使用について語っている。

 トランプ大統領によって任命されたニコルズ氏は、命令の中で「政府は裁判所に文書の編集案を提出した…これらの編集は適切と思われるため、政府は2025年3月18日までにこれらの文書の編集版を訴訟記録簿に提出するよう命じられる」と述べた。

 この命令は、ヘンリー王子に当惑と動揺をもたらし、嘘をついていたことが発覚した場合、国外追放される可能性があるのかという疑問を提起した。

 しかし、トランプ氏は最近、「ヘンリー王子を国外追放することには興味がない。そんなことはしたくない。彼を放っておく。彼は奥さんとの間に十分な問題を抱えているんだ。彼女はひどい」と語っている。