アイドルグループ「SKE48」の末永桜花(23)が2月いっぱいでグループを卒業する。シングル2曲でセンターを務めるなどSKE48を代表する人気メンバーとなった末永はグループをけん引する存在だった。約10年間のアイドル人生を振り返って末永が語った思いとは――。

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 ――卒業を決めた理由は

 末永 個人としての目標もいろいろかなったと思いますし、自分のできる限りのことはしたと思います。悔いはないので卒業を決めました。

 ――卒業を決めたのはいつ

 末永 最初にスタッフさんに卒業の話をさせていただいたのは昨年の春ぐらいですかね。

 ――SKE48人生を振り返ってみて

 末永 同期が20人いて最初の研究生公演も初日は出ることができたんですけど2回目からは交代要員で2回に1回しか出られなくて。同期が取材を受けたり、いろいろなお仕事をしている中で自分が呼ばれることはあまりなかったんです。そこから(2018年の)AKB48選抜総選挙でランクイン(45位)できたり、シングル曲のセンターに立たせてもらったり…。本当によくここまでこれたなぁっていう思いが一番です。

 ――SKE48での思い出は

 末永 やっぱりファンの方と出会えたことっていうのが一番良かったことだなと思っています。自分のためにめちゃくちゃ怒ってくれたり、めちゃくちゃ笑ってくれたり、喜んでくれる存在って普通に生きていたら家族と限られた友達ぐらいしかいない。私が初めてセンターになったときにあまり歌番組に出ることができなかったんです。そのときの握手会でファンの方が泣きながら怒ってくれたり、悔しいねって言ってくれて…。それを見た時に自分のためにここまで思ってくれる人と出会えたのってアイドルだからこそだし、うれしいなって思いました。

 ――SKE48というグループの良さは

 末永 自分がやりたいことを発信をすれば、ちゃんとファンの方やスタッフさんが見てくれて、応援してくれたり、その子に合ったお仕事を持ってきてくれたりする。個人での活動も頑張りとして結果が見えやすいところもあるなと思います。メンバーがたくさんいて個性のある子が多い。見てくれた人には必ず誰かは刺さるだろうって思うし、いろいろな分野で活躍する子がいるステキなグループだと思います。

 ――SKE48に入って良かった?

 末永 すごく良かったです。普通に生きていたらできないことがたくさんできるし、ステージからの景色も見れないものだし、ファンの方にもアイドルにならないと出会えない。私はかわいい衣装やツインテールが好きなんですけど、20代になってもかわいい衣装を着たり、ツインテールをしてもちゃんと成り立つのってアイドルだからこそ。キラキラと輝きながらいろんな人にパワーを与えられるお仕事ってステキだと思います。

 ――生まれ変わってもSKE48に入りたい

 末永 入りたいですね。SKE48じゃない自分が想像できないです。

 ――今後SKE48にはこうなってほしいと思うことは

 末永 自分がセンターの時にたくさん歌番組に出たいっていう思いがありました。歌番組を見て知ってくれる方が多いこともすごく感じていましたし、テレビをつけたらSKE48が出ているようなたくさんの方の目にもっと触れるグループであってほしいと思います。私もテレビの向こう側で応援しています。

 ――卒業後は恋愛も解禁となるが理想のタイプは

 末永 ええー!? 一番思うのは尊敬できて面白い人なんですけど、私は子供のころ、13歳でSKE48に入っているので、いろいろひねくれてそう(笑い)。卒業してからも恋愛してなさそうだなって思うし、一生〝恋愛禁止〟してるんじゃないかなって思います。卒業後、すぐに恋愛するタイプじゃないだろうなって思ってはいるんですけど、メンバーからは「悪い男に引っかかりそうだから気をつけてね」って言われます。アイドルを小さなころからやってきたからこそ青春・キラキラ・恋愛みたいなものとは無縁だったし、本当に今まで何もなかったので。

 ――ファンの人たちへのメッセージを

 末永 皆さんのおかげでこの10年間、前を向き続けて、いろんな目標や夢を一緒にかなえることができたと思っています。「忘れないでね」っていうのは、ちょっと自分的には気が引けちゃうので、たまには思い出してくれたらいいなと思いますし、忘れられないくらいのアイドルだったなと思ってもらえたら、私もアイドルとして良かったなと思います。皆さんと一緒に歩めたSKE48人生は宝物なので、これからもここでの経験や思い出を糧に一歩一歩進んでいけたらと思っています。本当にありがとうございました。

 ――卒業後はどうするのか

 末永 卒業後もこれからもファンの皆さんの永遠のアイドルです♡