1980年代の英国ロック界を代表するエコー&ザ・バニーメンのフロントマンでボーカリストのイアン・マッカロク(67)が、米国ツアー中の7日、交通事故に巻き込まれたことが分かった。英GBニュースが7日、報じた。
事故はイアンがワシントンD.C.からフィラデルフィアへ移動中に発生した。イアンは衝突事故に巻き込まれたため治療が必要となり、現在はレントゲン検査やスキャン検査を含む予防的な検査を受けているという。
バンドは公式サイトを通じて「ワシントンD.C.からフィラデルフィアへ移動中、イアン・マカロックの車が交通事故に巻き込まれました」と伝えた。イアンは重傷ではないものの治療を受ける必要があり、また念のための措置として追加の医療検査も受けるため、公式サイトは予定されていた公演の延期を発表している。事故の正確な場所、関係車両の種類、その他の負傷者の有無などに関する詳細は公表されていない。
リバプール出身で英国を代表するカリスマ的存在のイアンはフィラデルフィアのフィルモアで公演を行うため移動中だった。事故はそこで発生した。
幸いなことにイアンが負ったケガは深刻なものではないと、バンドの声明で報告されている。しかし「慎重な検討の結果、今夜(7日)のフィラデルフィア公演を延期するという苦渋の決断を下しました」と、バンドは公演当日に声明を出している。
また声明文では、コンサートの延期は決して軽々しく決断したものではなく、多くのファンが参加するために手配をしていたことを認識して上での決断であるとしている。
リバプール出身のエコー&ザ・バニーメンは78年にデビュー。ポストパンクとニューウェーブの時代を代表するバンドとして絶大な支持を集めた。
ギタリストのウィル・サージェントと共にイアンが率いるバニーメンは80年代を通して、物憂げでメロディアスな感性を特徴とする独特のサウンドを確立。「ザ・キリング・ムーン」「ザ・カッター」「リップス・ライク・ア・シュガー」「セブン・シーズ」といった曲は、オルタナティブロックのラジオやストリーミングサービスで今もなお定番となっている。
バンドは事故の3週間ほど前にサンフランシスコで公演を行い、これらの名曲を多数含むセットリストを披露していた。












