3人組ムード歌謡グループ「純烈」のリードボーカル・白川裕二郎(49)が、来年3月31日をもってグループを卒業することが8日、発表された。

 同日、リーダーの酒井一圭、後上翔太とともに都内で会見に臨んだ白川は、約5年前から卒業の意思を周囲に伝えていたと告白。「5年ほど前から、母が家に帰っても僕を認識しなくなっていました。リーダーに『介護をさせてもらえないか』と相談していました。『もうちょっと頑張れ』と励まされ、ここまで走り続けてきました」と当時の葛藤を吐露した。

 しかし、昨年10月に母親が他界。「続けていくモチベーションや情熱が、他のメンバーよりもなくなってしまった。中途半端な気持ちで続けるのは良くない」と、改めて卒業を決意した経緯を語った。

メジャーデビュー当時は6人組だった純烈(2010年)
メジャーデビュー当時は6人組だった純烈(2010年)

 純烈は2018年のNHK紅白歌合戦への初出場から、現在まで8年連続出場を果たしている。大黒柱であるリードボーカルの離脱は、グループにとって大きな転換期となるが、会見で純烈の新メンバー、および弟分グループ「モナキ」に続く新グループのメンバー募集も発表した。

 募集期間は会見日の6月8日から7月31日まで。酒井は、白川卒業後の純烈像について「新メンバーを3人迎えて、できれば5人組にしたい」と明かした。さらに、酒井は今年4月にメジャーデビューした「モナキ」に続く〝第3グループ〟のメンバー募集を絡め、「モナキのメンバーが純烈に入ることだってあるかもしれない」とグループ拡大構想もぶち上げた。

 かつて酒井は取材に27年をめどに純烈解散の是非をファンに問う全国ツアー構想を明かしたこともあったが、現在の夢はグループの継続・発展へと向かっている。

「酒井さんの頭の中には、全国に姉妹グループが活動しているAKB48のように、メンバーの卒業と加入を繰り返してグループを存続させる考えがある。今回の第3グループにとどまらず、将来的に第4、第5のグループを誕生させ、地方展開していく可能性もある」(テレビ局関係者)

 リードボーカルの卒業という最大の危機を契機に、純烈は巨大なエンターテインメント組織へと変貌を遂げようとしているのか。