新日本プロレスの上村優也(30)が、「NEW JAPAN CUP(NJC)」(3月7日、後楽園で開幕)での最速復活を誓った。右腕上腕三頭筋断裂による長期欠場から約7か月ぶりの復帰を果たす上村は、1回戦(3・7、後楽園)でいきなりSANADA(37)との因縁対決が実現。「Just 4 Guys(J4G)」の裏切り者を踏み台に、IWGP世界ヘビー級王座(現王者は後藤洋央紀)を狙う。
昨夏のG1クライマックスで負傷し戦線離脱していた上村は、11日大阪大会に登場し復帰を宣言。「左(腕)が100としたら右は70%くらい。まだ痛みもあるし筋力も完全には戻ってないんですけど、お医者さんからは行っていいと言われたので」と現状を報告しつつ「手術して一時は『もうプロレスできないんじゃないか』『次何をしようかな』くらいまで考えて…。でも徐々に良くなってきて、1月4日東京ドームを見に行った時に『俺はやっぱりここに帰ってこないといけないな』と思ったんです」と心境の変化を明かした。
欠場中の昨年11月にはSANADAがJ4G(当時はJ5G)を裏切り「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」に加入。SANADAに導かれてJ4Gに加入した上村にとって、いきなり対戦が実現するNJC1回戦は大きな意味を持つ。「僕がJ4Gをリードしていかないといけないと思っているので。(欠場中に)居場所を守ってくれていた3人を裏切れない気持ちもあるし、この問題のケツを拭くのは僕しかできない」とキッパリ。「どこに行くかは本人の自由ですけど、同じユニットにいた時から対戦相手として意識はしていたので。本当のSANADAを見たいし試合で引き出したい。王者になったこともあるSANADAを踏み台にして彼よりもっと上の地位に行きたいです」と仁義なき抗争に終止符を打ち、優勝に弾みをつけるつもりだ。
同期の辻陽太はIWGP・GLOBALヘビー級王座を獲得し、新世代と並び称される海野翔太は1・4ドームのメインに大抜てきされた。そんな中でいまだに最高峰王座挑戦経験がない上村だが「いい刺激ですね。みんな頑張っているからこそ復帰して、彼らより上に行かないといけないという気持ちにさせてもらった。後藤さんが王者になったのも素直にうれしかったです。同時に、彼からベルトを取ったら『もうあなたたちの時代は終わりです』と言えると思うので。ベルトを取るのは僕しかいないなと思ってます」と言い切った。
昨年のG1公式戦では後藤、辻、さらには現NEVER無差別級王者のKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)から勝利をあげるなど実力は折り紙付き。帰ってきた新世代戦士が、NJCで一気に頂点をつかみ取る。












