あの強打者が古巣のベンチに姿を見せた。米メディア「クラッチポイント」は25日(日本時間26日)、「サミー・ソーサが21年ぶりにカブスに復帰」との記事を配信した。

 この日、カブス―ダイヤモンドバックス戦のベンチ内にソーサ氏の姿があった。同メディアは「カブスのユニホームを着て21年ぶりにチームのダッグアウトに立った」と記した。

 ソーサ氏と言えば1998年にマグワイアと本塁打王争いを演じ、66本塁打を放った強打者。だがその後、ステロイド使用疑惑やコルクバット問題が発覚。殿堂入りするはずだったソーサの功績に傷がついた。

 カブスとは長らく絶縁状態だったが、同球団は今年1月にソーサ氏の球団殿堂入りを発表。ソーサ氏は昨年12月に公に謝罪している。

 この日、ソーサ氏は試合中継に出演。「みんなに会えてうれしいし、ここに来られてうれしい。ここに連れてきてくれた(球団オーナーの)リケッツ一家にも感謝したい。ジェド・ホイヤーGMとクレイグ・カウンセル監督は私にとって素晴らしい存在だ」とコメントした。

 ソーサ氏は通算609本塁打を放ったが、そのうち545本がカブス時代のもの。MLB歴代ホームランランキングで9位となっている。

 昨年12月にソーサ氏は「カブスとカブスファンのために全力を尽くしました。勝ってファンを喜ばせたかったからです」と声明で述べると、「ホームゲームで毎回リグレー・スタジアムのライトスタンドにファンが集まってくれるのを見るのが大好きでした。162試合以上出場するために体力を維持するため、怪我から回復するためにできることは何でもした時期もありました。ルールを破ったことは一度もありませんが、今思えば間違いを犯しました。お詫びします」と反省の言葉を述べた。

 カウンセル監督によれば今季中も本拠地球場にソーサ氏が招待される予定だという。