WWE第3ブランド・NXTの「ヴェンジェンス・デー」(15日=日本時間16日、ワシントンDC)が行われ、NXT女子王者の〝美しき狂気〟ジュリアが過酷なフェイタル4WAY王座戦を制し、初防衛に成功した。
昨年9月にWWE移籍を果たし、今年1月7日のNXT「ニュー・イヤーズ・イービル」でロクサーヌ・ペレスを破り同王座を奪取。今月1日のPLE「ロイヤルランブル」でロイヤルランブル戦に初出場し、存在感を高めている。メインイベントとなった初防衛戦では宿敵ロクサーヌ、コーラ・ジェイドに、WWE女子初のグランドスラム達成者であるベイリーを迎え撃った。
4人が入り乱れて戦うフェイタル4WAY戦では、挑戦者同士で試合が決着しても王座は移動する。王者にとっては厳しいルールだが、ジュリアはいきなりミサイルキックでベイリーとロクサーヌを吹っ飛ばしエンジン全開。元最高峰王者のベイリーとも真正面からぶつかり合うと、共闘してロクサーヌをダブルブレーンバスターでぶん投げた。
試合は4人が激しく競り合い、観衆から「これぞ名勝負!」チャントが飛ぶ大熱戦に。ジュリアは蜘蛛の巣(飛びつき式変型卍固め)をベイリーにかわされたものの、再度トライして捕獲。さらにその体勢のまま後方に叩きつけてみせた。コーラとロクサーヌにはそれぞれバックドロップを決め、ペースを譲らない。
フィニッシュも圧巻だ。ジェイデッド(ダブルアームDDT)を決めてロクサーヌをカバーしたコーラに、強烈なランニングニーをぶち込んだ。ライバルをヒザ蹴り一発でKOすると、ロクサーヌをノーザンライトボムでマットに沈め、堂々の3カウントを奪った。
実力者3人を相手に、ベルトを守り切ったジュリアは、会心の笑顔。試合後はこの日、NXT女子北米王者ファロン・ヘンリーを下し新王者となった盟友ステファニー・バッケルがリングインして、グータッチで互いを祝福し合った。
そこに元TNAノックアウト世界王者で、WWEに移籍してきたジョーディン・グレイスが登場。リングに上がると、NXTの女子王者2人と対峙した。ジュリアは笑みを浮かべながら、ジョーディンと視線を交わして迎撃態勢を整えた。
TNA所属だったこれまでもNXTに参戦して、強烈な存在感を放ってきた〝筋肉女子〟のジョーディンが、次期挑戦者となるのか。〝美しき狂気〟のV2戦も注目を集めそうだ。
この日の「ヴェンジェンス・デー」は「ABEMAプレミアム」にて生中継された。













