ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)がIBF&WBO同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)との防衛戦(24日、東京・有明アリーナ)を控える中、現役世界ランカーが勝敗予想を行った。

 ユーチューブチャンネル「TMK BOX TV」に、WBOスーパーフライ級6位の健文トーレス(37=TMK)と、亀田三兄弟のいとこでIBF世界フェザー級15位の亀田京之介(26=TMK)が出演した。

 24日のグッドマン戦について、トーレスは「井上選手が前半(のラウンド)で倒すと思う。そもそも井上選手に勝てる選手は、ゼロ距離のファイターじゃないとなかなか…。(グッドマンのような)テクニシャンは井上選手とやっても勝てない。すごいベテランでいやらしいボクサーならわからないけど、それなりにセンスと技術のある選手だったら、井上選手の方が確実に上だと思う」と分析。これに京之介も「僕も同じくですね」と相づちを打ち、前半ラウンド(R)での〝モンスター〟のKO勝利と予想した。

 井上は5月のルイス・ネリ(メキシコ)との防衛戦(東京ドーム)で6RTKO勝ちを収めたが、1R目にネリの左フックで初のダウンを奪われた。

 これを踏まえて、トーレスは「この前のネリ選手がダウンを奪ったパンチもゼロ距離だった。(対井上戦で)ガチガチのファイターで、それこそずっとくっつくようなファイターだったらすごく展開が変わる。それでも彼(井上)は、いなして(相手に)ボディーを当てたり上回るだろうけど。僕がもし井上選手とやるならそうするかな」と考えを明かした。

 その上で、トーレスは「メンタル面でも(対戦相手は)はなから『井上イコール最強』でいったらダメ。いろんな試合を見てきたけど、ネリ以外は基本ずっと(井上を)警戒しながら試合をしているから、みんな自分のボクシング(スタイル)を生かせてない。井上ブランドに殺されている」と持論を展開した。

 2人はボクシングイベント「3150×LUSHBOMU vol.3」(21日、ツインメッセ静岡)で、トーレスがナッタポン・ジャンケーウ(タイ)と53・2キロ契約8回戦で対戦し、京之介はアンジェロ・ベルトラン(フィリピン)とフェザー級8回戦で戦う。