WWEのPLE「サバイバーシリーズ:ウォーゲームス」(30日=日本時間1日、カナダ・バンクーバー)で軍団対抗戦・男子ウォーゲームスが行われ、〝OTC〟ローマン・レインズ(39)とカリスマレスラーのCMパンク(46)が奇跡の共闘を果たした。

 伝統のPLEで行われる今年の軍団対抗戦は、2派に分かれたユニット「ザ・ブラッドライン」の決着戦だ。レインズがユニット元メンバーのジミー・ウーソ、確執のあったジェイ・ウーソ、サミ・ゼインと再合体。さらに代理人の〝ワイズマン(賢者)〟ポール・ヘイマンが、親しい間柄にあるパンクを5人目のメンバーに加えていた。
 
 対する新ブラッドラインは、レインズのいとこのソロ・シコアが〝トライバル・チーフ(一族の長)〟を名乗り、元新日本プロレスのタマ・トンガ&タンガ・ロア、同じアノアイ一族のジェイコブ・ファトゥ、さらに巨体のブロンソン・リードを引き入れ、レインズ軍と金網に囲まれた2つのリングで争った。

CMパンク(中央)はブロンソン・リード(上)のTSUNAMIからローマン・レインズを救出©WWE
CMパンク(中央)はブロンソン・リード(上)のTSUNAMIからローマン・レインズを救出©WWE

 ゴングが鳴ると、予想通りの大激闘になり、10人目でリングインのレインズは、コーナー上段からクロスボディーで敵軍5人をまとめてなぎ倒した。ただ初共闘のパンクとは呼吸が合わず、いきなり口論する場面も。慌ててヘイマンが現れ、金網の外から2人を仲裁に入ったが、連係が乱れレインズのスピアーがパンクに誤爆してしまう。

 新ブラッドラインはレインズをテーブル上に載せて、リードが金網の上からTSUNAMI(ダイビングボディープレス)でテーブル葬に処す構え。決まればKO確実だったが、ここでパンクが身を投げ出しながらレインズを救出。リードを誤爆に追い込みKOすると、レインズもようやくパンクを認めて助け起こした。

 2人のカリスマが手を組めば、無敵だ。ジェイがタンガをスピアー、ゼインがタマをブルーサンダーボムで戦闘不能に追い込むと、ジミーが金網の上からウーソスプラッシュを叩き込み、ファトゥをテーブル葬。残るシコアには、ジミー&ジェイのウーソズがスーパーキック連打からダブルスーパーキック、ゼインがヘルヴァキックを浴びせた。続けてパンクがレインズを見ながらGTSを決めると、トドメはレインズがこん身のスピアーを叩き込んだ。怒とうの必殺技6連発で、敵軍大将から3カウントを奪った。

 壮絶な死闘を制したレインズは、ゼインにうながされてパンクとがっちり握手。金網の外では、共闘を実現させたヘイマンが満面の笑みを浮かべた。2度目はない、一夜限りの〝奇跡の合体〟に、バンクーバーの大観衆は酔いしれていた。
  
「WWEサバイバーシリーズ2024」は「ABEMA PPV」で生中継された。