WWEの〝ウェイワード・サムライ〟中邑真輔(44)が、約7か月ぶりの復帰戦で新たな姿を見せつけた。

 15日のスマックダウンで、半年ぶりに戦線復帰。不気味メークと映画「スターウォーズ」シリーズに登場する暗黒卿シスをほうふつとさせる衣装で、2週連続でLAナイトを襲撃した。これにより、PLE「PLE「サバイバーシリーズ:ウォーゲームス」(30日=日本時間12月1日、カナダ・バンクーバー)で、ナイトの持つUS王座に挑戦する。

 29日(日本時間30日)のスマックダウン(ユタ州ソルトレークシティー)では、元US王者の強豪アンドラデを相手に、約7か月ぶりの試合に臨んだ。テーマ曲の「ザ・ライジング・サン」はリミックスバージョンとなり、邪悪で不吉なムードを漂わせてリングに上がった。ゴングが鳴ると、激しい打撃で圧倒。突きとヒザ蹴りの連打でアンドラデを追い込んだ。

 アンドラデは得意の空中殺法で反撃してくるが、中邑はトペ・スイシーダをハイキックで迎撃。ところが、コーナーに上がったところで、ドロップキックで場外に転落させられ、ムーンサルトアタックを浴びてしまう。一進一退の攻防から、アンドラデは鮮やかなその場跳びムーンサルトプレス、バックエルボーでラッシュする。

 まともにくらっても、中邑は3カウントを許さない。アンドラデはスリーアミーゴス(3連続ブレーンバスター)で中邑をコーナーに叩きつけた。さらにコーナーに倒れた中邑にダブルニーで突進。ここで中邑は、コーナー上段のターンバックルを一瞬にして外してしまう。そのまま突っ込んできたアンドラデをむき出しになったコーナーの金具に激突させ、一気に形勢逆転。最後は相手の背後から首にキンシャサをぶち込み、3カウントを奪った。

 試合後は、2週連続で襲撃被害にあった王者ナイトが乱入。中邑に襲い掛かったが、道を外れたサムライは毒霧噴射だ。王者の顔面をドス黒く染め上げた。のたうち回り醜態をさらすナイトを尻目に、中邑は不敵な表情で花道を引き揚げていった。王座戦へ向けて、優位に立ったのは間違いない。

 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。