イタリアのACミランに加入した日本代表MF本田圭佑は試合ごとに評価が乱高下しているものの、10番を背負う新戦力としての期待は高い。その一方、イタリアで過熱する「本田フィーバー」にクギを刺す声も出ている。
クラブ公式チャンネルのメーンキャスターを務めるジャーナリストのマウロ・スーモ氏は「本田を迎える熱狂ぶりは、カカ(31)や(ズラタン)イブラヒモビッチ(32=現パリSG)など、超一流プレーヤーが入った時と変わらない」と、ミラニスタが“救世主”として歓迎しているという。
だが、スーモ氏は周囲が本田に大きな期待を抱いている中で、冷静な見解も示した。「間違えてはいけないのは、カカやイブラヒモビッチは既に世界の舞台で結果を出してからミランに来たということ。ホンダはロシアでは実績を残したが、欧州チャンピオンズリーグ(CL)やW杯で活躍したわけではない」
本田も南アフリカW杯で2得点を挙げて日本をベスト16に導き、CSKAモスクワでは欧州CLでベスト8などの実績はある。とはいえ、かつて「ブラジルの至宝」と言われ、欧州ビッグクラブを渡り歩いたカカや「世界ナンバーワンのストライカー」と呼ばれるイブラヒモビッチが残してきた成果には及ばない。スーモ氏は「本田はこれからプレーで、自分の実力を証明しなければならない」とピッチでの活躍を求めた。ミランの10番を引き継ぐ選手として、本田はどこまで期待に応えられるか。












