石破茂首相は22日、警察庁の露木康弘長官と面会。その際、首都圏を中心に「闇バイト」を実行役とした強盗事件についての報告を受けた。

 同庁のホームページ上では「いわゆる『闇バイト』は犯罪実行者の募集です」とタイトルをつけて「SNSやインターネットの掲示板には、仕事の内容を明らかにせずに著しく高額な報酬の支払いを示唆するなどして犯罪の実行者を募集する投稿が掲載されています。簡単に高収入を得られるなら、と応募して、強盗や詐欺といった犯罪の加担することとなり、逮捕された人がいます。絶対に手を出さないでください」と注意喚起を行っている。

 永田町関係者によると石破首相は面会後、報道陣の取材に「政府としては今までも犯罪者のツールを奪い、逃がさないよう対応してきたが、被害がないように万全を尽くしていきたい」と話したという。

 今後の対策としては、闇バイトに応募しないよう呼びかける広報、犯罪に加担しそうになった人への相談体制の強化、防犯パトロールの拡充などの考えを示した。

 衆院選(27日投開票)が終わったあとに「必要であれば、一連のことに対して補正予算も通じて対応していきたい」と石破首相は述べたという。

 青木一彦官房副長官はこの日に開いた会見で、防犯ボランティアによる地域活動による活性化委に向け、石破首相から地方創生交付金の拡充に取り組むよう指示があったという。

「すべての方々が安心して暮らせる世界一安全な日本を実現するため、引き続き治安対策に力を尽くしていきたい」と青木氏は述べた。