【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】スポーツトレーナー・永井正彦氏が、実際の相談事例をもとに解説する健康アドバイス企画。今回の相談は、最近よろけることが増えたという男性から――。
【お悩み】転倒予防のために日々できることがあれば教えてください。(70代男性)
【アドバイス】前後左右に足を動かす体操&足首とヒザ裏を伸ばすストレッチを。
【解説】就寝中にトイレで起きた時や、ソファから立ち上がる時によろけることが増えたと嘆く男性。転倒して入院でもしたら、行きつけのスナックに顔を出せなくなると心配していました。
転倒の要因は大きく2つ。何かしらにつまずいての転倒か、バランスを崩して転倒するケースです。前者の要因は年齢問わず思っているほど足が上がっていないため。後者は加齢によって聴力が弱ってくることで、平衡感覚にズレが生じているためです。
昨今は自転車との接触で転倒し、ケガをするケースが目立っています。自転車が目の前を急に横切った時、とっさに後ろに下がることができなくなると、後頭部を打ってしまうこともあるので危険です。
転倒予防のために毎日行ってほしい運動は2つ。壁に手をつけて正面を向いたまま行進するように足をしっかり上げる。もう1つは剣道のすり足のイメージで、地面に滑らせるように前後左右に2歩ずつ足を動かす。この2つの運動をセットで毎朝5分程度行うことで、転倒予防になります。すり足運動は安全を確保した場所で中心点を決めて、行ってください。
余裕があれば足首の曲げ伸ばしと長座でヒザ裏を伸ばすストレッチも行ってください。運動&ストレッチを継続していけば、転倒予防につながります。












