パリ五輪の柔道女子52キロ級で2回戦敗退後に号泣した姿が話題を呼んだ阿部詩(24=パーク24)を、韓国メディアが痛烈に皮肉った。

 阿部はケルディヨロワ(ウズベキスタン)に谷落としで一本負けを喫した。するとその直後に、ショックのあまり畳の横で崩れ落ちて、関係者に抱きかかえられながら嗚咽して大号泣。大会関係者が退場するよう促してもしばらく動けず、その場で泣き続け、ようやく関係者の肩を借りながらゆっくりと控室へと戻っていった。

 このシーンは世界中に衝撃を与え、大きな反響を呼んだ。そして韓国放送局「YTN」が、この一件を取り上げた。

 同局はまず、2日に行われた男子100キロ超級準決勝で斉藤立(JESグループ)を一本で破った金民宗(韓国)の〝煽りパフォーマンス〟が日本で物議を醸している現状を紹介。日本国内で、相手に対して敬意を欠いているなどの意見が寄せられていると伝えた。

 そうした状況を受ける形で、同局は韓国のファンから上がっている声としてこう報じた。

「日本柔道代表チームの阿部詩が競技の敗北後、呆然とした事例に言及して『スタジアムで大号泣したのは武道を守ったのか?』と皮肉った」。つまり、金のパフォーマンスが責められるならば、阿部の行動はもっとおかしいという指摘だ。

 韓国でも柔道への関心度は高いだけに、試合以外の面にも注目が集まっているようだ。