元三役の優勝経験者が、完全復活に近づいた。大相撲夏場所14日目(25日、東京・両国国技館)、十両若隆景(29=荒汐)が新十両阿武剋(24=阿武松)をはたき込んで13勝目。1敗対決を制して単独トップに立ち、十両優勝に王手をかけた。
若隆景は「集中を切らさず相撲を取れた。(状態は)悪くないと思います」と取組を振り返り、千秋楽へ向けて「明日の一番に集中して。自分らしい相撲を取るだけです」と気持ちを引き締めた。
一昨年春場所で幕内優勝を果たしたが、関脇だった昨年春場所で右ヒザ前十字靭帯を断裂する大ケガを負った。地道なリハビリを経て、同年11月の九州場所で土俵への復帰。幕下、十両と再び番付を上げ、来場所の返り入幕を確実にしている。残りの一番を白星で締めくくり、幕内復帰に花を添えたいところだ。












