大相撲の宮城野部屋への処分について、東京・墨田区にある部屋の近隣住民からさまざまな声が上がっている。

 日本相撲協会は元北青鵬の暴力問題で、宮城野部屋の4月以降の当面閉鎖と伊勢ヶ浜部屋への転籍を決めた。2月時点で、師匠の宮城野親方(39=元横綱白鵬)への「2階級降格」と「報酬減額」が決まっていた。

 これらの処分について、60代女性は「(不祥事処分の)前例を聞いていると、やっぱり厳しいのかな。(部屋の前で)稽古の後に道で足を洗っているのを見ていたし、応援していた。一時的に弟子がどこかの部屋に行くのはわかるけど、閉鎖までしなくても」と同情的。60代男性は「地元に(相撲部屋が)なくなるのは悲しい。相撲協会が白鵬のありように批判的だったのかな。指導者として潰しにかかっている」と同親方を擁護した。

 70代男性も「ビックリしたけど、ちょっと(処分が)厳しいのかな。(同部屋の)ご近所付き合いはちゃんとしていた。町内会に入って、お祭りにも参加していたし、愛されていた」と、処分が重過ぎることへの疑問の声が出た。

 一方で「相撲自体あまり興味がないけど、不祥事を見逃していたのなら仕方ないのかな」(40代女性)との意見も。また、2017年に発生した元横綱日馬富士の暴行事件で、同席していた白鵬に減給処分が下される〝前科〟があった。50代男性は「日馬富士の時も、見て見ぬふりがあった。同じことをやっちゃったのかな」と指摘。「(同じ敷地にあった)東関部屋はまだ愛されていた。宮城野部屋になって道路の電柱にサンドバッグをかけて練習したり、一番嫌だったのはゴミの分別がされていなかった」(60代男性)と、宮城野部屋そのものに対する批判もあった。

 同親方は28日深夜に部屋に戻った模様だが、29日は姿を見せなかった。今回の処分を受け、どのような言葉を発するのか。少なからず影響を受ける近隣住民も注目しているはずだ。