小林製薬株式会社は29日、同社が製造販売している〝紅こうじ関連製品〟についての記者会見を行った。

 同製薬の紅こうじの成分を含んだサプリを摂取した消費者に重篤な健康被害を与え、判明しているだけで114人の入院者と5件の死亡事例も報告されている。

 同社ヘルスケア事業部食品カテゴリー長の梶田恵介氏はこの日の会見冒頭、「健康被害の原因は、未知の成分によるものと仮定」と発表し、明言を避けていたが、同時間帯に厚労省で行われた会見で、未知の成分が「クベルルサン」だと発表された。同社は厚労省側に報告していたにもかかわらず、記者会見では発表していなかったことが露呈し、情報開示しない姿勢に報道陣からは追及された。

 梶田氏は、今後の原因究明に関して、同社から国や有識者へ情報を提供するが、新しい研究は国に任せるとしたことにも報道陣から国庫負担や国民の税金だと激しく糾弾される場面もあった。