立ち技格闘技イベント「K―1 WORLD MAX」(20日、東京・代々木)の〝再船出〟に、K―1アドバイザーを務める正道会館の石井和義館長(70)がエールを送った。

「世界の広さを感じた大会でした」と振り返るように、14年ぶりに復活した同ブランドの軸となった「70キロ級世界最強決定トーナメント」は日本人選手の苦戦が際立った。メインで前K―1スーパーウエルター級王者の和島大海(29)が伏兵のダリル・フェルドンク(27=オランダ)に敗れるなど、1回戦出場の日本人3選手が全滅する事態になった。

 決勝トーナメント(7月7日、代々木)に進出する7選手が決まり、残り1枠はワイルドカードとなる。石井館長は「K―1の人たちには頑張っていただいて、誰が見ても納得する選手を連れてきてほしい」と力説。私案としてファン投票などで選ばれた日本人4選手でワイルドカード決定トーナメントを開催することを提言した。

 一方で、特に中盤以降空席が目立った会場についても指摘。その理由を「選手がチケットを売っているので、ごひいきの選手が終わったらお客さんが帰っちゃうんだよね」と、日本人選手が多く出場したRISEとの対抗戦後にトーナメントが組まれた点を挙げた。

伝説の魔裟斗vsブアカーオの一戦(2004年)
伝説の魔裟斗vsブアカーオの一戦(2004年)

 それを踏まえ「本当はK―1MAXでいっぱいになるのがいいけど、まだ始まったばっかりなので。昔の魔裟斗とかブアカーオでお客さんが埋まるようなK―1MAXに早くなってほしいと思います」と期待を込めた。Kのリングは再び輝きを取り戻せるか。