北京五輪期間中にドーピング違反が発覚し、1月にスポーツ仲裁裁判所(CAS)から4年間の資格停止処分を受けたカミラ・ワリエワ(ロシア)への薬物提供疑惑が大きな波紋を呼んでいる。
英公共放送局「BBC」は15日までに、ロシアの行政機関がワリエワに対して56種類の医薬品やサプリメントなどを提供していたことをCASが明かしたと報道。「ワリエワが13~15歳だった2020年1月から2021年12月までの2年間にわたって渡された」と詳細な時期も合わせて伝えている。
世界反ドーピング機関(WADA)によると、いずれも禁止リストには載っていない医薬品だというが、韓国紙「中央日報」は「ロシアのカミラ・ワリエワが満13歳から15歳まで56種類の薬物を投与されたという報道が出た」との記事を掲載。組織ぐるみのドーピングを連想させる情報に、世界各国が関心を寄せている。
「BBC」によると、12日にWADAのオリビエ・ニグリ事務局長は、ワリエワのドーピング違反について「実際に誰が彼女のドーピングを手伝ったのかを明らかにするのではなく、アスリートを犠牲にするという選択があったことを見ると、この事件が非常に不快なものであることは明らか」と発言。ロシア側の対応に不満を示していた。











