明治安田J1リーグ開幕節が25日に国立で行われ、横浜Mが東京Vに2―1と逆転勝利を収めた。

 Jリーグが創設された1993年の〝伝説の開幕戦〟を再現したカードで大きな注目を集めた一戦。試合は一進一退の攻防から、後半アディショナルタイムにDF松原健(31)が左足で芸術的な一発を決め、横浜Mが劇的な逆転勝利を収めた。

 この試合で注目を集めたのが、元オーストラリア代表のレジェンドで今季から指揮を取るハリー・キューウェル監督(45)の交代策だ。

 0―1と劣勢で前半を終えると、後半に流れを見ながら積極的に交代カードを切る。11分にFWヤン・マテウスとFW宮市亮、27分にMFナム・テヒとMF天野純、36分にFW植中朝日と攻撃的な選手を中心に次々と投入。すると流れがガラリと変わり、横浜Mのペースに。そして後半44分にFWアンデルソン・ロペスのPKで同点に追いつき、松原の劇的弾へとつながった。

 これにはファンやサポーターも大興奮。ネット上では「キューウェル途中交代ハマりすぎててきしょい」「キューウェルは選手交代で流れ掴むのは過去1説無い? 毎回選手交代後に決定機生まれるし」「東京Vは城福監督の戦術を徹底して激しいプレスで横浜を苦しめたが、キューウェル監督の『絶対勝て』という超攻撃的な交代カードが最後に奏功した」などと交代カードの切り方が〝神ってる〟と賛辞が集まっている。

 試合後、キューウェル監督も「後半に入って交代して入る選手が違いを見せてくれた。マテウスや宮市がパワー、前に進む力を見せてくれた」と選手を称えつつ自画自賛。〝ハマの名将〟誕生の予感だ。