日本相撲協会は23日午前、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、後輩力士への暴力行為が発覚した幕内北青鵬(22=宮城野)と、指導する立場にある師匠の宮城野親方(38=元横綱白鵬)に対する処分について協議。宮城野親方は、委員から年寄への「2階級降格」と「報酬減額20%、3か月」の懲戒処分とすることを決めた。北青鵬に関しては前日22日に本人から引退届が提出され、協会側が受理。理事会では懲戒処分の「引退勧告」に相当する事案だったことを確認した。

頭を下げる宮城野親方(手前)と北青鵬
頭を下げる宮城野親方(手前)と北青鵬

 宮城野親方と北青鵬は理事会後に東京・墨田区の宮城野部屋へ戻った後、午後に部屋の前で報道陣に対応。宮城野親方は「このたび、弟子の北青鵬が弟弟子に暴力を振るった、そして弟子を守ることができなかった私が、その責任を重く受け止めております。そして相撲協会、大相撲ファン、応援してくれている方々に心配をおかけしたこと、深く反省し、申し訳ない気持ちでいっぱいです。どうもすいませんでした」と謝罪した。

 続いて、北青鵬が口を開き「このたびは部屋の弟弟子に暴力を振るってしまったことを深く反省しています。本当に申し訳ございませんでした。このたび、私は現役を引退させていただきます。日本相撲協会、宮城野部屋、応援して下さった後援者の方、ファンの皆さまの期待を裏切ってしまったこと、本当に申し訳ございませんでした」と話し、師弟そろって深々と頭を下げた。

 その後に質疑応答はせず、北青鵬はそのまま迎えの車へ乗車。宮城野親方は部屋の奥へと消えていった。