【カップめん評論家 taka :a 激推し!トレンド最前線】悩んだらこのコーナー! 大人気ブロガーが〝推せる新作カップめん〟をご紹介します。

 今回も、各商品の特徴を分かりやすく解説。シリーズの歴史にも注目です。

【あの『富士郎』が衝撃の復活!!】サンヨー食品「サッポロ一番 富士郎 豚骨醤油ラーメン」(271円+税)

 富士郎(ふじろう)とは、サッポロ一番のブランドで知られるサンヨー食品のオリジナル商品で、富士山に見立てた容器と二郎系・二郎インスパイア系を掛け合わせたコンセプトが名前の由来。現在を遡ること10年以上、2014年(平成26年)2月17日に発売された初代「富士郎」にルーツを持ち、まさかの〝富士山世界文化遺産登録10周年〟を記念して復活を果たしたのが本商品で、マニア垂涎の展開に心が躍りました。

中身はこんな感じ
中身はこんな感じ

 とはいえ正直なところ、内容は可も無く不可も無しというか、軒並みハイレベルな昨今の二郎インスパイア商品を思うと全体的に軽かったんですけど、富士山を模した逆さカップの衝撃は記憶に残ること間違いなし。コレはコレと割り切れば、手軽に楽しめるスナック感がクセになる、新作なのにノスタルジックな一杯でした。それにしても容器を逆さまにしようと最初に提案した社員さん、あんた天才だよ。

【茨城のソウルフードを再現!】ローソン「にんたまラーメン監修 にんにくラーメン」(202円+税)

 にんたまラーメンとは、元気と健康を24時間365日お届けすることをコンセプトに、株式会社ゆにろーずが運営しているラーメンチェーンで、国民的な某忍者アニメを彷彿とさせるネーミングですが、にんたまの由来は「にんにく」と「たまご」。そんな「にん(にく)たま(ご)ラーメン」の味わいを再現した本商品は、ローソンにしか売ってないレギュラーサイズのカップラーメンで、本物を知らない筆者でも容易に想像できるくらいデフォルメされまくっていたのですが、なんのこれしきメッチャうまいw もうね、レビュアーとして御法度の〝うまい〟使っちゃいますよ。

何がすごいかというと…
何がすごいかというと…

 なかでもスープの作り込みが素晴らしく、ミルキーな豚骨感とアグレッシブなニンニクの掛け合いは反則レベル。さらに具材の組み合わせもオリジナリティあふれる内容で、真面目にリピート考えました。コスパ的にも高く評価できる一杯なので、とりあえず食べてみてください。

【高コスパご当地めん〝沼る〟待望の新作は八王子】東洋水産「沼るタマネギ 八王子風醤油ラーメン」(160円+税)

 コスパ的に高く評価できる一杯といえば、東洋水産の「沼る」も見逃せません。2023年5月29日発売の「沼るニンニク」と「沼るニボシ」を皮切りに、純然たる新作としては第2弾に該当する本商品は、東京の八王子ラーメンをモデルにした一杯で、めんとスープはスナック的。

2種のタマネギ+オイルの組み合わせが巧妙
2種のタマネギ+オイルの組み合わせが巧妙

 しかしながらスープに浮かぶ特製油は、玉ねぎの甘みをブーストさせる効果を持ち、八王子ラーメンを象徴する玉ねぎ具材も〝2種の異なる組み合わせ〟でバリエーションを増やすなど、なかでも具材から得られる満足度は高く、赤字じゃない? 大丈夫? などと余計な心配を抱いてしまったくらい。

【長崎も八王子に負けてない】東洋水産「沼るコショウ 長崎風ちゃんぽん」(160円+税)

 そんな「沼るタマネギ」と同時に〝コショウを強めに効かせた長崎ちゃんぽん風〟の「沼るコショウ」を展開し、ラインナップを強化した東洋水産。めんは「沼るタマネギ」と共通だったので、長崎ちゃんぽんの定番からは外れるタイプになりますけど、スープは動物・魚介・野菜それぞれがソツなく硬派な組み方。

ご当地の魅力を手軽に楽しみたい方は要チェック
ご当地の魅力を手軽に楽しみたい方は要チェック

 筆者はコショウバカなので、刺激の程度に物足りなさを感じてしまったんですけど、別添の特製油が面白く、香りの透明度が増すというか、黒胡椒のクリアな部分がブラッシュアップされるイメージ。さらに希望小売価格は2品そろって160円+税ということで、オープン価格の立つ瀬がなくなってしまいそうな勢いです。ほんと、いろいろ大丈夫なんですかね‥‥w

【琴平荘の新たな魅力を追求】ファミマル「琴平荘 中華そば塩味」(297円+税)

 琴平荘(こんぴらそう)とは、山形県鶴岡市三瀬己の沿岸に建ち、10月1日~5月31日の期間限定営業という特殊な環境下にありながら、週末になると行列が絶えない超人気店で、マニアはもちろん、一般の方にも広く知られる存在。ファミリーマートが「中華そば(あっさり)」と「味噌そば」を再現したカップラーメンを定期的に販売しているため、ご存じの方も多いかと思いますが、このシリーズにおいて「中華そば 塩」の商品化は前例がありません。

食べ始めのインパクトはなかなか
食べ始めのインパクトはなかなか

 従来のスープで猛威を振るっていた焼きアゴは、打って変わって主張が弱く、そこが「琴平荘」らしからぬ要素に思えてならなかった反面、目を見張る鶏の初速は一見の価値あり。ちょっと賛否両論あるかもですけど、それだけに押さえておきたい商品です。

 各商品の詳しいレビューはブログ「本日の一杯 -Cupmen review blog-」参照。

 ※表示価格は発売時のメーカー希望小売価格です。スーパーなどでの販売価格は希望小売価格よりも安くなるケースが一般的ですが、コンビニでの販売価格はメーカー希望小売価格+8%を目安にしてください。