【今週の秘蔵フォト】1960年代後半から70年代中盤まで、おませなハーフの子役タレントとして活躍したのがキャロライン洋子だ。

おませなハーフ子役タレントとして活躍
おませなハーフ子役タレントとして活躍

 62年8月10日東京生まれ。米国人の父親と日本人の母親の間に生まれた。3歳の時に劇団若草に入り、65年「パパのおくりもの」(読売テレビ系)でデビュー。何といっても記憶に残るのは人気ワイドショー「巨泉・前武ゲバゲバ90分!」(69年、日本テレビ系)。完全な大人向きの過激なお笑い番組だったが、おしゃまな演技で大人のタレントを相手に堂々とした演技を見せた。

 74年1月16日付本紙には11歳当時のキャロラインのインタビューが掲載されている。週6回の子供向け番組「まんがジョッキー」(日本テレビ系)で再び人気を集めていた時期だった。 

 当時はアメリカンスクールに通っており「学校ではバカバカしくて勉強なんて、やっちゃいられないって人もいるの。だけど私、やることはやらないとイヤなの。たまにつらいこともあるけどつらい方が、やりたくなっちゃう」と語っている。

 しかも「今、イスラエルとか中東の歴史を習っているの。お兄ちゃんはそこの現在のことを学んでいるんですって。戦争とかやっているでしょ。残酷でやらないほうがいいよね」と11歳にしてしっかりした考えを見せている。

 男性観については「男の友達はたくさんいるけど、1人だけ特に好きって人はいないの。好きなスターは郷ひろみさん。優しいんですもの。(結婚は)22歳が一番いい。子供は5人がいいわ。男、女、女、男、女の順でね」と語った。

 学校の成績は4年、5年、6年でオールAの秀才でもあった。「日本の学校に行ってる子供たちは朝8時くらいに起きて学校に行くでしょ。私は新聞屋さんと同じくらいに出ていくの。悔しいから大きな声で『学校行ってきまーす』って叫ぶの。そしたらいい目覚ましになるでしょ」と屈託なく笑った。

 その後もタレントとして活躍して80年に上智大学に入学。81年には米国に移り、オレゴン州立大学で学んだ。現在は父親の故郷である米国で暮らしている。 (敬称略)