香川県警は13日までに、ホストクラブの女性客の売掛金を回収するため女性の父親から170万円を脅し取ろうとしたなどとして、恐喝未遂の疑いなどで京都市の飲食店経営、高橋仁容疑者(22)を逮捕した。高松地検は同日までに高橋容疑者を恐喝未遂の罪などで起訴した。
県警によると、高橋容疑者が経営していたのはバーだったが、実態はホストクラブだったという。
女性は売掛金が100万円ほどまで膨らんでおり高橋容疑者が香川県に住む女性の父親(47)に電話をし、170万円を脅し取ろうとした疑い。父親が県警に相談し、未遂に終わった。ホストにはまった女性が多額の売掛金を抱えてしまう問題は、女性がその場で払えない場合でも、いわゆるツケで青天井の金額で遊べてしまうことから生じる。返済できるわけもない売掛金を背負ってしまい、ホストから売春を勧められるケースが多発している。このパターンを警察が強く警戒している。
今回の事件は親に請求したものだ。
元歌舞伎町ホストは「実はホスト遊びの売掛金は、親が肩代わりする義務はないんです。娘がホスト遊びしている時に親が来店して保証人になってハンコを押してくれるわけがありません。保証人なしの借金だから当人が返さなければならないわけで当人の債務です。店としては客が売掛金を払う気がない時は泣き寝入りするか、当人に対して売掛金回収訴訟を起こすしかないのです」と語る。
今回の事件では、払う義務のないカネを払わせようとしたので恐喝未遂となった。なぜ容疑者は父親に電話し返済を迫ったのだろうか。
「自分の娘がホスト遊びで多額の売掛金を背負ったと知り、情けなくなった親が肩代わりしてしまうケースが多々あるんです。そしてホストと縁を切ることを条件に親が払うんです。今回の親はそうではなく、しっかり警察に相談したということです」と指摘している。
事件は昨年5月のことだった。発生から長期にわたっても逮捕したということで、警察の悪質ホスト取り締まりへの強い意思がうかがわれる。












