相手にならない? 格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行CEO(60)が、日本に再上陸したシンガポールの格闘技イベント「ONEチャンピオンシップ」について言及した。

 ONEは28日に東京・有明アリーナで、2019年10月の両国国技館大会以来4年3か月ぶり3度目となる日本大会を開催。榊原CEOは、武尊がスーパーレック・キアトモー9(タイ)に無念の判定負けを喫したメインの試合のみPPVで見たという。「武尊という選手は本当にリスペクトに値すると思います。しかしその半面、あそこまでさせるべきじゃないんじゃないかなとも思いました。あまりに代償が大きい。ただ武尊って、ああいう選手なので致し方ないかなと。すごい選手。日本であそこまで極める選手がいることを誇りに思います」と称賛した。

 だが、その後は厳しい言葉が続いた。ONEのチャトリ・シットヨートンCEOは今後も定期的に日本大会を開催することを明言。年内にも、もう1大会行うとしている。これを受けて今後、ONEとRIZINで〝興行戦争〟になる可能性があるか問われると「戦争にならないですよ。タダ券配ってるんだから。戦争するなら力をつけてかかってこないと」と切り捨てた。

 さらに青木真也と対戦予定だったセージ・ノースカット(米国)が、当日になってトレーナーの1人がセコンドにつけなくなったことを理由に出場を拒否。青木の対戦相手がジョン・リネカー(ブラジル)に変更されたことに「説明として『こういうことがあって…』というのをしっかり公表するべき。当日ちょろっと発表するだけでは、お客さんがプロモーションに不信感を持っちゃうから」と〝ダメ出し〟。さらにその対応について「セコンドがいなくて試合しないなんて、僕なら許さない。逃げたのかなと思われても仕方ない。出ないにしても、本人がリングに上がって謝るべき。こういうのってちゃんとやらないと、臆測が臆測を呼んでボロクソに言われるので」とバッサリだ。

 今回〝最後の戦い〟と銘打ってリングに上がっていた青木について「少なくともONEで何かしらの句読点を打つのかな、という試合だったわけでしょ。彼は興行全体のことを考えられる選手だから受けたんだろうけど…。彼のケアも僕らだったらするかなとか思うけど、その辺り、どうなんですかね」とおもんぱかっていた。