【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たい麻雀Mリーグ】1月25日第2試合 南2局0本場=佐々木寿人(格)、鈴木大介(B)、渡辺太(ド)、魚谷侑未(フ)

 KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。麻雀の試合ではアガれるけどアガらない、アガらない方がいい局面もあります。それを魚谷選手が見せてくれました。

 3着目の魚谷選手は9巡目、カン6萬でテンパイします。一手変わりで567の三色も見える手で、まずヤミテンに構えました。次巡、持ってきたのは9筒です。一気通貫の変化を見てテンパイ崩しもありましたが、ここは三色を見てカン6萬でヤミテンを続行しました。

いったんヤミテン
いったんヤミテン

 すると次の巡目で6萬を持ってきます。このままツモと牌を倒せば500・1000のアガリです。しかし魚谷選手はノータイムで8筒を切って、258筒のフリテンリーチを敢行。一発で三色となる高目の2筒をツモって跳満のアガリに仕上げました。

ツモアガリできる牌を持ってきましたが…
ツモアガリできる牌を持ってきましたが…
即座にフリテンリーチ
即座にフリテンリーチ

 フリテンリーチに踏み切る状況は整っていました。トップ目の寿人選手とは1万1800点差、2着目の大介選手とは9500点差なのに対し、4着目の太選手とは2万4500点差と、着順落ちのリスクはかなり低い。チームのポイントを見ても、フェニックスとしてはトップを狙いたいところです。さらに2筒が2枚切れているとはいえ、258筒の場況は悪くありません。高目が2筒と5筒と2種類あるのもいいですよね。

 500・1000をツモったとしても点数状況はほとんど変わらず、上2人が競っているのでオーラスの自分の親番はスピード勝負であっさり終わってしまう恐れがあります。一方、ここで跳満をツモれば一旦トップに立ちますし、安目の8筒をツモっても500・1000よりは全然いい。自分が上でオーラスの親番を迎えられるかで、トップ率というのは全く変わってきます。

 狙い通りトップ目でオーラスを迎えましたが、最後は寿人選手がアガって2着で試合を終えました。ただあの局で500・1000でアガっていたら3着だったので、やはりフリテンリーチからの跳満ツモは大きかったのです。

 魚谷選手のすごいところは6萬をツモってから8筒を切ってリーチするまで悩むことなくノータイムでやったこと。カン6萬でテンパイした時から決めていたのだと思います。周囲の状況を的確に判断できた上でのフリテンリーチでした。