サッカー日本代表は19日、アジアカップ(カタール)1次リーグD組第2戦でイラクに1―2で敗れ、リーグ突破は第3戦のインドネシア戦(24日)までお預けとなった。
5度目の優勝を目指す森保ジャパンが、難敵に屈した。イラクサポーターが会場を埋め尽くし、先発したMF久保建英(レアル・ソシエダード)がボールを持つたびに激しいブーイングが起こる異様な雰囲気の中、立ち上がりから日本にピンチが訪れた。
イラクの猛攻に、GK鈴木彩艶(シントトロイデン)が連続でパンチングで対応。5分、再び深い位置まで攻め込まれると、MFアリ・ジャシムの左クロスを鈴木が再び右手でパンチング。しかしこのボールをFWアイメン・フセインに頭で押し込まれ先制点を許した。
その後も攻撃を阻まれ、決め手を欠くまま試合が展開。前半終了間際、再びフセインに頭で得点を許し、まさかの0―2で前半を折り返した。
後半10分、浅野がゴール前で後ろから倒され主審は一度はPK判定。しかしVARで取り消された。森保監督は選手交代のカードを全て切り対応。8分と長い後半アディショナルタイム、左CKから主将のMF遠藤航(リバプール)が頭で決め、1点を返した。その後も猛功を仕掛けたが追加点は奪えなかった。
カタールでイラク戦と言えば、1993年に行われた米国W杯アジア最終予選で引き分け、W杯出場を逃したあの〝ドーハの悲劇〟が思い出される。選手として経験した森保一監督は「自分の経験がよぎることは仕事の中ではない」ときっぱり述べたが、悪夢が繰り返される形に。インドネシア戦へ、立て直しが急務となった。









