世界スーパーバンタム級4団体統一王者となった井上尚弥(30=大橋)の今後の対戦相手に、〝ビースト(野獣)〟の異名で知られる元WBA世界スーパーバンタム級暫定王者のライース・アリーム(33=米国)が名乗りを上げた。

 井上の次戦については、5月に東京で〝悪童〟こと元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)との対戦で交渉が進んでいるが、その後の対戦を見据えて米国の人気ボクサーが色気を見せている。

 米メディア「SBネーション」は「ライース・アリームは井上尚弥との戦いを目指している。まずは頭の中にはサム・グッドマン(オーストラリア)がいて、最終目標は井上と対戦することだ」と報じた。

 アリームは、そのファイトスタイルから〝野獣〟のニックネームを持つ攻撃的なファイター。昨年6月にグッドマンに初黒星を喫したが、再起に向けて着々と準備を進めている。次戦でグッドマンにリベンジを果たした上で、その先に井上とのビッグマッチを見据えているのだ。

「私はすべての戦いから学んでおり、そして私に降りかかるどんな挑戦にも立ち向かう準備ができている」とアリームは意欲を見せた上で、こう続ける。「グッドマンとの再戦が私の最優先事項だが、私は(スティーブン・)フルトン、(テレンスジョン・)ドヘニー、(ムロジョン・)アフマダリエフ、あるいは私の前に立ちはだかる他の誰とでも喜んで対戦するつもりだ。最終的に、私の目標は122ポンド(スーパーバンタム級)のチャンピオンになることであり、井上は倒すべき男だ」と高らかに〝打倒・井上〟を宣言した。

 モンスター対ビーストの対決は実現するのか。