【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たい麻雀Mリーグ】1月8日第2試合 南3局0本場=醍醐大(フ)、勝又健志(風)、佐々木寿人(格)、日向藍子(A)
KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。麻雀には無数の選択肢があり、その中にはアガれるけどアガらないという選択もあります。
3着目の日向選手はチーして一気通貫のテンパイだったところ、最終手番でアガれる牌を持ってきました。300・500でアガってオーラスの親番を迎えようとなってもおかしくなかったのですが、考えた末に通ったばかりの牌を切ってアガらず、ノーテンだった3人から1000点ずつもらいました。
まだ序盤だったら絶対にアガったと思いますが、局は進んで特殊な状況になっていました。醍醐選手、勝又選手は捨て牌からほぼノーテンです。親番でラス目の寿人選手はリーチにも来ておらずノーテンが濃厚ですが、絶対にそうだとは言い切れません。
4人の持ち点を振り返ると、トップ目の勝又選手が3万6300点、2着目の醍醐選手が3万200点、日向選手が2万5200点、寿人選手が8300点と続きます。日向選手からだと4着目はかなり離れており、トップを目指したいところです。3着からトップに上がると順位点が60ポイントプラスするのに対し、4着に落ちても20ポイントマイナスするだけです。
日向選手が1人テンパイだった場合、300・500でアガるより得なのは言うまでもないでしょう。問題は親の寿人選手がテンパイしていた場合です。ここから連荘されて自分がラス目になっちゃったらどうしようと心配する人が多いと思います。
だけどこの局面だと、寿人選手がテンパイしていてもいいんですね。2人テンパイだったとして、トップ目、2着目との点差を縮めた上に、もう一局できますから。その後、満貫をツモったら自分がトップ目でオーラスの親番を迎えられますし、跳満ツモだったらオーラスで伏せることもできます。基本的に自分が追いかけたい場合は、局数が多ければ多い方がいいのです。一方、300・500でアガってオーラスを迎えると、スピード勝負になってしまい、親番を続けることが難しくなってしまいます。
アガらずというのは、1人テンパイでもいいし、寿人選手と2人テンパイでもう一局やってもいい、という2段構えのクレバーな選択でした。ここでアガる以上に勝又選手、醍醐選手との差を詰めたことで2人の選択の幅を狭め、オーラスの逆転に成功しました。アガらなかったことがもたらしたトップと言えるでしょう。
















