フリーアナウンサー・古舘伊知郎がダウンタウン松本人志の一連の報道をめぐる、メディア業界の〝変遷〟を解説した。
15日に自身のユーチューブチャンネルを更新。松本をめぐっては昨年末に週刊文春が女性トラブルを報じ、年明けにも続報が飛び出した。松本は「事実無根」と完全否定し、文春に対し法廷闘争を宣言している。
古舘はここ数年で女性の権利向上やMe Too運動が起きたことを挙げ、それに伴いメディアの扱い方に変化があったと指摘。「時代の変遷を感じる。昔だったら表に出なかった」と語った。
〝伝える側〟としては「後輩芸人が『事実関係がわからないので何ともコメントのしようがない』というのは、わかります。立場、しがらみでね。でも面白いことを言うべき芸人さんが、まるでつまらない政治家と同じになってしまっているのは辛いですよね」と注文をつけた。
週刊文春についても言及。近年は〝文春砲〟とも呼ばれ、様ざまなスクープを提供してきた。
古舘は「ここ数年で週刊文春が大きく立ち位置を変えた。いまや『時代の告発者』となった」と断言。
続けて「ジャニー喜多川氏の問題もだいぶ前にやっていたが、当時は『いち雑誌がやっていること』程度にしか思われなかった。その後、週刊文春は権力を持っちゃいましたよね。とにかく何かを暴く。結果、社会正義が実現する部分もあるやもしれないけど、一方でかなりの人を不幸のどん底に叩き落としている。もう〝知らぬが仏〟でやり過ごすことができなくなった」と分析した。
またテレビ業界では番組存続の有無は「決定権者であるスポンサー企業にしっかりある時代になった」とズバリ。「スポンサーは代理店を通じてお金を出している。スポンサードしている番組のMCのイメージが悪くなった、とんでもないことをやっていたかもしれないとなったら撤収する。番組の提供枠からも名前を外してくれとなる。世論を見る。消費者がすべて。買ってくれる人が神様。その一部が不買運動起こせば、すぐ引くのは当然」と主張した。
一方でスポンサー企業の〝心の声〟も代弁。古舘は「購買層が怒るならまだしも、会社の商品買わない一部が組織票のようにクレームを入れてきているだけかもしれない。たまったもんじゃねぇよな。でもストレス溜まった挙句、面倒くさいから撤退しちゃおうと。僕も即断しちゃうと思います」とも語った。












