俳優の筧利夫が、同じく俳優の森田健作がパーソナリティーを務めるニッポン放送「青春の勲章はくじけない心」(8月3日、午後6時20分)とFM NACK5「青春もぎたて朝一番!」(8月9日、午前6時半)に出演することになり、このほど都内で収録を行った。

筧利夫(左から2人目)と、アシスタントの西村知美(左)と酒井法子(右)
筧利夫(左から2人目)と、アシスタントの西村知美(左)と酒井法子(右)

 筧は大学生(大阪芸術大学芸術学部)だったころ「劇団☆新感線」に参加し、俳優デビュー。大学卒業後の1985年には鴻上尚史氏が主宰する劇団「第三舞台」に参加した。番組では「劇団☆新感線」に参加した大学生時代について「150人ぐらいいた大きなアパートで過ごしていたのですが、そこに(劇団を主宰していた)いのうえひでのりさんも住んでいて親しくなった」ことを明かす。「最初は裏方の手伝いをしていたのですが、そのうちに舞台にも立たせてもらうようになったのです。同じ劇団員には渡辺いっけいさんもいました」という。

 その後、渡辺と「大学を卒業して、東京に行ったらどうするか」と相談し合う中で、当時〝飛ぶ鳥を落とす勢い〟のある劇団に「第三舞台」があるとの情報を得て、オーディションに挑戦。しかし「実は『第三舞台』の舞台を見たことなかった」と苦笑い。さらに「何も知らずに受けるのは無謀だとは思ったのですが、でも、なぜか『落ちる』というのは頭になかった」と吐露した。

 最終的に筧が合格、渡辺は落ちた。「鴻上さん以外は、みんないっけいさんを推したらしいです。しかも、その理由が『筧が入ると揉めそうだ』と。そこで、鴻上さんが『みんながそう言うなら、あえて筧を選ぼう』って。で、僕の合格が決まったらしいですよ。しかも鴻上さんは『いっけいさんは、どこの劇団でもやっていけるだろうけど、筧はウチじゃないとダメだと思った』ようです」。

 また、筧の知名度を一気に上げたドラマ・映画で、織田裕二主演する刑事ドラマ「踊る大捜査線」シリーズ(フジテレビ)にも触れた。このシリーズで筧は警視庁のキャリア組の新城賢太郎を演じている。「最初は憎まれ役だったが、シリーズを重ねるごとに人間味が加わっていった」とし、今では屈指の人気キャラクターとなっている。

 その一方で、共演している柳葉敏郎にも触れ「『第三舞台』の頃、柳葉さんの入っていた『一世風靡セピア』に大きな影響を受けていたんですよ。当時は『セピア』のダンスをひたすら研究していました。ですから『踊る――』で柳葉さんと共演することを知った時、その名前から来る重圧は相当なものがありました」と明かした。