みんなでつくる党(旧政治家女子48党、旧NHK党)の代表権争いを繰り広げている大津綾香氏と斉藤健一郎参院議員が15日、党所属の書類引き渡しを巡って、ひともんちゃくとなった。

 国政政党は16日までに総務省に所属国会議員を報告する必要があり、みんつく党は既に浜田聡参院議員が離党。去就が注目されていた斉藤氏はこの日残留を表明し、所属議員ゼロの事態は回避されたとみられていた。

 ところが、その後、斉藤氏が署名した党所属の承諾書及び宣誓書を大津氏側に引き渡すに当たって、トラブルとなった。議員会館の斉藤氏の事務所を訪れたみんつく党の自称・運営ボランティアスタッフの身元確認ができないためにいったん、引き渡しは中断。スタッフはその場で大津氏に電話し、大津氏は「私が保証します」と言うものの相変わらずスタッフの身元は確認できないまま。

 約3億円の政党交付金が支出されるかの重要書類で、偽造されるなどした場合を懸念した斉藤氏は再三、スタッフの身元確認及び大津氏自身の意思確認を求めたが、電話は何度も切られる事態で平行線をたどった。

 すると大津氏はX(旧ツイッター)に「嫌がらせもいい加減にして欲しい。総務省の約束の時間もあるのに出せなければ損害賠償含め検討します。債権者のための合意ではないのか?」とブチギレた。

 さらに「離党するためにどうにか私のせいにしたいとしか思えない。代表権の裁判は諦めたのでしょうか? あなたが今日署名しなければ、仮にあなたが代表権の裁判で勝っても政党交付金は今年入らないのですよ。党の業務を妨害し、損害を与え、債権者の責任から逃げるのであれば、裁判も取り下げなさい。代表を名乗る資格などない」と連続ポストした。

 斉藤氏は先週末までに大津氏からのLINEは既読スルーされ、スレッズはブロックされたと報告していた。残留に当たって、斉藤氏は「徹底的にやる」と宣言しており、特に重要書類のやりとりをおざなりにしてはいけないと慎重を期したことで結局、この日は書類は引き渡されることはなかった。

 総務省への届け出の締め切りは16日までで、両者のバトルはし烈を極めそうだ。