大津綾香氏が党首を務めるみんなでつくる党(旧政治家女子48党、旧NHK党)から離党するか注目された斉藤健一郎参院議員が15日、残留を表明した。

 この日、自身のユーチューブチャンネルを更新し、「結論は残留します。多くの方から離党の声をたくさんいただいた。これに関し、多くの批判を受けると思います」と冒頭、おわびした。

 みんつく党のお家騒動を巡っては、大津綾香氏と斉藤氏との間で代表権争いが起き、現在裁判中だ。一審判決は3月にも出る見込みだが、党所属するか否かについては16日までに総務省に届け出る必要性があった。既に浜田聡参院議員は離党を表明し、斉藤氏も続いて、所属議員がゼロとなった場合は今年分の約3・3億円の政党交付金が得られなくなる恐れがあった。

 斉藤氏は離党しない理由として、「声を上げられない債権者の悲痛な声」「代表権裁判で勝訴した場合の受け皿となる必要がある」「大津氏がすぐにでも解散(破産)する恐れがある」「外部の人として、私の主張を無視する権限を主張される」の4点を挙げた。

 そのうえで「つらい選択ではあったが、中から所属国会議員として、大津氏や明戸(亮太=みんつく党幹事)氏を徹底的に追及していく。本当は相手したくないが、中に残ったからは責任追及をやり続けます」と表明した。

 残留するに当たって、「一審で敗訴した場合は離党」「来年は残留しない」「離党したら債務を負わない。大津氏にすべて背負ってもらう」「大津氏そのほか運営への責任追及」「基本的に私の口から大津氏の改名した党名を口にしません」などを挙げた。特に党名に関しては、「私はあくまで『NHKから国民を守る党』。浜田氏と(参院で)会派を組んでいるので『NHK党』を名乗り続ける」とみんつく党の党名使用を封じるとした。